別居に近い完全分離型二世帯住宅

二世帯住宅に住む各世帯の生活スペースを完全にわけているタイプです。玄関・キッチン・トイレ・お風呂・居室など、すべて分離しており2つの家が繋がっているようなイメージです。このタイプは各世帯のプライバシーが守られ、同居よりも近居している感覚に近くなります。

同じ空間を利用できる完全同居型二世帯住宅

ほぼすべてのスペースを各世帯が一緒に使う間取りです。玄関はもちろん、LDKやバスルーム、トイレなど、寝室や個人の部屋を除いた居住空間を共有することになります。費用がかかる水回りが少なく済むため、二世帯住宅の中ではコストを抑えやすい間取りです。

利便性の高い一部共有型二世帯住宅

各世帯の人数や生活リズムを考慮し、共有部分と分離部分をわけるタイプの二世帯住宅です。完全分離型よりもほどよい同居感が出ます。玄関は1つでも、使う時間が世帯ごとに違うキッチンや浴室をわける、混み合うトイレや洗面所を複数配置するなど、利便性を考えた間取りが多いです。

注文住宅の相場とメリット・デメリット

注文住宅の相場はあってないようなものです。間取り・設備のグレード・家の構造など、すべて施主が決めるため「どこまでこだわるか」によって大きな違いが出るからです。

また、土地込みになると地価の差が大きく出ます。東京都の相場は5,600万円ほどですが、秋田市の相場は3,100万円ほどになっており、この大きな差は地価の違いによるものです。

注文住宅のメリットはやはり、「こだわりぬいた理想の家づくり」ができるという点でしょう。そのため、家を建てる＝注文住宅をイメージされる方が多いです。

注文住宅ではライフスタイルや家族構成に合わせた間取りと、細部にまでこだわった住まいが実現します。デメリットは費用が高額になりやすいことと、竣工まで時間がかかってしまうという点です。

建売住宅の相場とメリット・デメリット

建売住宅の相場は、首都圏だと4,600万円ほどで、秋田市は2,200万円ほどです。こちらも地価の影響が大きく、地方に行くほど安い建売住宅が増えます。

建売住宅のメリットは、注文住宅と比較すると費用を抑えやすく、すぐに入居できるということです。また、使い勝手に困らない間取りと設備が整っているのも魅力です。

しかし、「よくある間取り」になっており、家族構成によっては生活のしづらさを感じることもあるのがデメリットといえるでしょう。増改築が難しいこともあります。