川崎の簡易宿泊施設の火災は驚くほど火の回りが早かったです
建物の中心部の廊下が吹き抜けになっていていわゆる煙突状態になったためでした
またかなり古い建物であり内装材も不燃材は使われていないようで、火柱も30Mにもなったとか
ニュース映像で見た限りではあれだけの火災で深夜2時の時間帯にも拘らず亡くなった方が僅か7名というのは奇跡である
火災前の地元消防の定期検査では3階という認識ではなくロフト扱いとして問題ないとされたという自己保身の対応には全くずさんとしか言いようがない
また建築指導課も3階建てになった事を見過ごしたと言っている
宿泊施設だけに不特定多数の人命にかかわる事なので厳重な指導が必要だ
ただし問題はこの簡易宿泊施設には生活保護を受けた高齢者など多数いたそうで、宿泊代と命の重さを比べる事は出来ないが現実問題としてなんともやるせない
結果的に色々な問題が取りざたされているが何と言っても一番の原因は構造でも行政の指導体制でもなく「放火犯?」なのである
放火の罪は江戸時代より厳罰(絞首刑)といわれたそうだ
先ずは安心して泊まれるホテルか調べることが大事です