平成7年1月17日5:46分 僕はいつものように朝のテレビを見ていた
突然画面が変わりニュース速報が流れ、大規模な直下型地震が阪神淡路地方で発生したのだった
未だ夜が明けきらない薄暗い中で起こったのである
段々時間が経ち明るくなった風景は地獄だった
ビルや高速道路は倒れ、住宅地域や商店街は火の海だった
この地震の特徴は建物倒壊で亡くなった方が一番多かったことです
関東大震災は火災で
阪神淡路大震災は建物倒壊で
東日本大震災は津波で
日本は其々の大震災を経験しそのたびに建築基準法を見直し対応してきた
最近は揺れに強い建物を目指すより柔軟に柳のように対応するようになってきた
免震だったり、制振だったり、減振だったり・・・
今までは揺れまいと固く構造を強くしてきたが、揺れてもその力を分散させて震度6を震度3程度に抑える技術がどんどん進化していくだろうと思う
人間も同じだと思う
自分はこれが正解だと思うから他は認めない・・・よりそんな方法もあるのかと自分のものさし(器)を広めてみる事が大切だと思う
人の物差し・・・
30センチの人もいれば、100メートルの人もいます
30センチの人は31センチは見た事がありませんし、見ようとも思いません
さて、話を戻して現在の震度は最大7です
何故7かと云いますと今までの経験上7以上は想定外なのです
宇宙的ものさしから見れば人間のものさしは30センチみたいなもんです
近年は震度7以上では収まりきれない巨大地震が発生しています
同じ震度でも弱、強があり、震度5・6弱はイメージ的に弱いです
震度5以上の弱強を止めて震度1~10にすべきでしょう!
まずは多少お金もかかりますが制振金物の使用をお勧めします
因みに東京スカイツリーも日本古来の五重塔の心柱制振工法を活用しています
50坪程度の2階建てなら1階に4か所(X・Y方向に2か所)で100万以内で設置可能です
更に大事な家具や家財、高級花瓶や置物なども壊さなくて済みます
1月17日は毎年忘れかけた大地震を思い起こす大事な日です