プロ意識

先日ジュリーこと沢田研二さんが埼玉スーパーアリーナでのコンサート開始直前に重大な契約上の問題でキャンセルするという事態が発生しました

マスコミや多くの方の意見は「何考えているの?」「自惚れが過ぎる」など批判的意見でした

一般的に見たら、コンサートを数か月から楽しみにして、高価なチケットを購入して、当日は会社を有給とって新幹線や飛行機で来た方も多いだろうと思う

しかしだ、ジュリーは昔から独自のステータスを持っている

イベンター側との約束も「満席にしてくれたら」ならやる!だったのだ 「なかなかこの言葉いえるアーティストいないです」

ジュリーはコンサートを観た人は分かると思うが、1曲終わる毎に客席の各方面にありがとうと手を振る

ジュリーだけのコンサートでの掟みないなこともあるそうだが、すべて曲を大事にするためにちゃんと聞いてほしいが為に横槍など入れてほしくないのだ

ドタキャン報道で騒いだ翌日、自らマスコミの前に出て謝罪し反省の弁を語っていた

ただ、沢田研二としての「意地」を通させて頂いたとの素直な言葉に彼の誠実さが伝わってくる

多くの意見に同調しての批判は簡単だが、彼の生き様というか、これだけは譲れないという男らしさが、今でも容姿が変わってもファンが数多くいる証しなのかもしれない

何かを捨ててでも守るものがある  これは勇気がなければできない

ある意味プロとはそんな意地が無ければプロと云えないのかもしれない