5月26日は日本海中部地震から35年経つ。
当時僕は結婚翌年の25歳だった、かみさん23歳、長女2か月
大曲市の工務店に勤務し、毎日秋田市の現場に向かっていた
お天気が良く何事もない一日になるはずだったが、昼ちょっと前に大きな揺れが・・・
間もなく救急車や消防車がサイレンを鳴らして市内を走る音がした
これは津波が来る と思った
不幸にして護岸工事中の作業員、釣り人が18人、遠足中の小学生13人など津波の被害に遭ってしまった
津波の最大高さは14m(八峰町)、地震発生から8分後には第1波が到達していた
住宅の耐震化も地震の度に強化されてきているが、今後は耐震と共に制振力を求められると思う
耐震構造は壊れにくいが、揺れて家具家財の崩壊や下敷きの被害も予想される
制振構造は揺れ幅を軽減し震度7を震度4くらいまで抑えることが可能になった
現在の基準法では震度4では建物の崩壊は無いだろう
コンクリート製の電柱が木製の電柱(昔は多かった)より地震で倒れるのは固いから
柳の木のようにしなやかな木はどんな大きな台風にも倒れることは少ない
何事も柳の木のような柔らかで優しい気持ちをもって対応すれば道は開ける
人生の教訓の様ですね